「なぜかお金が貯まらない」の正体。めんどくさがり屋でも一瞬で支出を把握する家計の断捨離術

ライフスタイル・マインドセット

部屋の片付けを終え、郵便受けやクローゼット、さらにはお掃除ロボットによる床掃除の自動化まで実践して、身の回りの環境ノイズを徹底的に無くしたあなた、本当におめでとうございます。

今回のテーマは、お金・資産・家計の最適化です。

空間のノイズを片付けた私たちが、次に片付けるべき聖域。それこそが、自分自身の「お財布事情(家計管理)」です。

「毎日一生懸命働いているし、特に贅沢をしているわけでもないのに、なぜか毎月お金が残らない……」と悩んでいませんか?理由は極めてシンプルです。「自分の収入よりも、支出の方が多いから」。ただそれだけです。

「家計管理なんてめんどくさい、どうせ続かない」と諦めている方にこそ、私が実践している「肩肘張らずに、お金の主導権を握る仕組み」をお届けします。

自分の給料は把握している。なのに「いくら使ったか」はほとんど知らない。

お金が貯まらないと嘆く人の多くは、スタートラインで大きな勘違いをしています。

試しに、自分の「給料(収入)」が毎月いくらあるか、頭の中で思い浮かべてみてください。おそらく、ほぼすべての方が「だいたい月にこれくらい入ってくるな」と即座に把握できているはずです。

では、次の質問です。 「じゃあ、先月は一体いくら使いましたか?」

この問いを投げかけられた瞬間、大半の人が言葉に詰まります。 お金が貯まらない本当の原因は、収入が少ないことではありません。「支出のブラックボックス化=(自分が月にいくら使っているかを把握できていないこと)」にあるのです。

入ってくる水の量はミリ単位で知っているのに、出ていく水の量を知らない。これではバケツに水が貯まるわけがありません。家計を整える第一歩は、まずこの「出ていく水」をクリアにすることから始まります。

無理しない・楽に完結。めんどくさがり屋でも呼吸するように家計管理する

「支出の管理をしましょう」と言うと、多くの人が真面目にノートを買ってきたり、レシートを1枚ずつスマホでスキャンしようとします。断言しますが、そんなめんどくさいことは今すぐ辞めてください。挫折して自己嫌悪に陥るだけです。

私のようなめんどくさがり屋でも、肩肘張らずに、完全に自動で支出を可視化する最もシンプルな仕組みがこれです。

【支出一元化の神ルール】 収入が振り込まれる銀行口座、日々の買い物に使うクレジットカード、引き落とし用の口座やデビットカードを、「1つの家計管理アプリ」にすべて登録する。※参考下記のアプリ

  1. マネーフォワード ME(Money Forward ME)
  2. くふう Zaim(ザイム)
  3. Moneytree(マネーツリー)

やることは、本当にこれだけです。 最初に一度だけ連携を設定してしまえば、あとは1つの画面を覗くだけで、毎月いくら入って、いくら使われているのかという「お金の流れ」がすべて一画面で見えるようになります。自分で計算する必要は一切ありません。

明細が暴いた「過去の私」の支出…

この仕組みを使って1つの画面に集約したとき、私はそれまで見ようとしなかった自分の支出の多さに驚きました。特に、無駄なノイズ(支出)として浮き彫りになったのが、以下の2つの領域です。

  1. ファッション(着ない服や靴) 過去の記事でも触れましたが、当時の私は大して着もしない服や靴をたくさん買い込んでいました。クローゼットを断捨離する前の話です。画面の明細に並ぶ金額を見て、「やはりここで無駄に使っていたんだな」と痛烈に実感しました。
  2. 携帯の通信費と不要なサブスク 大して使いこなしてもいない携帯の固定費に、毎月1万円近くを支払っていました。さらに、使っていない不用なサブスクの垂れ流し。「これではお金が貯まらないわけだ」と、自分の目で明細を見て初めて腹落ちしたのです。

支出がクリアになれば、「そりゃ貯まらないよね」という原因が自分の中でハッキリと分かります。あとは、自分が無駄だと感じるポイントをカットしていく作業に入ります。

これまで大切にしてきたモノを捨てる時と同じように、時には痛みを伴う作業ですが、ここをやりきることが極めて重要です。支出をコントロールできるようになれば、毎月の貯金のペースは確実に、おもしろいほど上がっていきます。

まとめ:支出を知ることは「人生をコントロールする指標」を手に入れること

支出をカットして、毎月1万円でも2万円でもお金が浮けば、あなたの人生の自由度は一気に跳ね上がります。

  • 浮いたお金で、美味しい料理を食べに行く(ライフスタイルの充実)
  • 浮いたお金で、大切な友人・恋人・家族と遊びに行く(体験への投資)
  • 浮いたお金で、積立NISAなどを活用して株式投資に回す(将来への投資)

使い道はあなたの自由です。支出を管理・コントロールできるようになると、「自分は毎月、最低これだけの金額があれば豊かに生きていけるんだ」という明確な人生の指標が手に入ります。

実は、この指標を持っていると、「キャリア(転職)の決断」において凄まじく有利になります。

実際、私は過去に転職を経験しています。「年収は少し下がるけれど、この会社のこの事業にどうしても挑戦したい」と思った時、自分が生きていくための最低限の金額がシミュレーションできていたため、「よし、今の給料より下がっても、生活は100%破綻しない。だからノーリスクで挑戦できる!」と、迷わず背中を押してくれました。

自分が生きるために必要なお金を知ることは、人生の不安を消し去り、生き方を驚くほど軽やかに、イージーモードにしてくれます。

まずは今夜、ベッドの中でスマホを触りながら、銀行やカードを1つのアプリに連携してみる。そんな小さな1分のアクションから、あなたのお財布の断捨離を始めてみませんか?

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